京大きらら同好会

京都大学きらら同好会(3代目)のブログです。

【「つむつき」完結記念リレーエッセイ】ご機嫌でアッパーになっちゃう紡が可愛いお話

どうも、くら鳥です。

あれ、会長じゃないの?と思った方もいらっしゃるかもしれないですが、会長のお話の内容を見て、「その話の前に、主人公の紡についての愛を語らせてくれ〜!」とお願いしたので、急遽ですが私になりました(すいません)。ですので、私が思う紡の可愛い内面についてお話したいと思います。

 

 

早速本題に入りますが、

ご機嫌な紡、可愛すぎませんか?

 

紡は家での女中の仕事に加え、平日は学校まである忙しい日々を送っていて、凄く疲れが溜まっていると思います。その上、現代の時でも友達がいなくてぼっちだったので、慕われたりすると凄くテンションが上がって分かりやすいですよね。

作者のちうね先生からも、アッパー系のコミュ障*1と言われていて、自分のアッパーさに気づかずに空回りして、知らぬまに"ぼっち"になっているタイプだと思います。これもポジティブに捉えれば無邪気で不器用な可愛い性格の表れなんですけどね。

ですので、

紡は純粋な性格であったがために、友達が出来なかった可哀想で可愛い女の子なんです。

 

そんな、可愛くて分かりやすい紡が特に生き生きしている、後輩とのバレーボール回(31話)を見て紡の可愛さについて語りたいと思います。

この回では、現代の学校とあまり違いのない状況(ブルマは除く)だったからか、それとも紡リスペクトが高い初野と後輩達の前だったからか分からないですが、とにかく紡が調子にのっています。

明ちゃんと初めて出会う時のコマを見ると

ちうね『紡ぐ乙女と大正の月』(2022年,芳文社)31話より
初対面の明ちゃんに対する

まさにアッパー......

いきなり知らない上級生からこんな事されたら、明ちゃんじゃなくても泣いてしまいそうです。その後もバレー部と聞いて陰キャ特有の早口で運動部の悪口を言ったり、なぜかバレー部の存在を紡が許したり紡の素が凄く出てるように感じます。

そして、調子が有頂天に登ると、

ちうね『紡ぐ乙女と大正の月』(2022年, 芳文社)31話より
調子が有頂天な紡

バレーが得意でないにもかかわらず骨を鳴らして強そうな雰囲気を出していますね。(調子にのっちゃって可愛い♡)

そこから、敵味方から天罰を受けるシーンは可哀想なのでお話しませんが、最終的には悩める明ちゃんを全力でアシストする紡はいい先輩です。

そのお陰もあって、明ちゃんや後輩から慕われるのですが、そこでまた調子にのっちゃうのが紡です。

 

ちうね『紡ぐ乙女と大正の月』(2022年,芳文社)31話より
再び調子にのる紡

調子にのっていて可愛いですね(若干、苛立つ顔かも知れませんが)。

後輩と別れた後の帰り道でも

 

ちうね『紡ぐ乙女と大正の月』(2022年,芳文社)31話より
しあわせそうな紡

初野の優しいセリフもあってか、こんなにも幸せそうな顔になっちゃってます。こんな可愛い紡を見てると私も幸せな気持ちになりますね〜。

 

今回の私のお話はここまでですが、普段は忙しくて疲れてるからこそ、たまに素が出てアッパーになっちゃう紡の可愛さが伝わっていれば嬉しいです。

次こそは会長の番なので、楽しみに待っててくださいね〜!

 

 

*1:独占インタビュー「ちうね先生が語るー『紡ぐ乙女と大正の月』裏話」(2023年,『京雲母』vol.1)より