京大きらら同好会

京都大学きらら同好会(3代目)のブログです。

【「つむつき」完結記念リレーエッセイ】『紡ぐ乙女と大正の月』ときらら同好会

どうも、じゃすみんです。

「つむつき」のリレーブログをやろう、となったときから題材選びには頭を悩ませていたのですが、やはり会長としてはきら同との関わりみたいなところを書くべきでは?と思い、この記事を書くことにしました。ちなみに元々は雪佳ちゃんのすきすきポイントを紹介する激キショ記事になる予定だったんですが、1本目で飛ばしすぎるのもな……となったので没になりました。次回作にご期待ください。

さて、3代目きらら同好会が生まれたのは昨年の4月。当時は会員が4人しかおらず、すべてが手探り状態でのスタートでした。なにぶん人数が少ないので色々と大変なこともありましたが、それゆえのメリットもあります。それは……

推し作品の布教がしやすい!

会員が4人しかいないと、布教して誰か1人にでも刺さってくれれば、会の半数以上の人間がその作品を推していることになるわけです。元々きら同に「つむつき」推しの土壌は全くなかったんですが、私が永遠に「つむつき」の話しかしないので段々と周りに浸透していき、ついにはきら同の顔みたいな立ち位置になりました。もう思い残すことはなにもありません……。

とはいえ、やはり「きら同=つむつき」のイメージは立て看板(タテカン)によるところが大きいと思います。初めてタテカンを立てたのは6月頃で、題材は「ぷりぷりプリン美味しいプリン」のコマ。

線画は経験のある会員が、塗りは私含む1回生2人が担当したのですが、色作りや塗り方が思いの外難しく、一旦完成したかと思われたものを没にして一からやり直したほどでした。ツイッター(@Kirara_KU)ではかなりの反響があり、苦労した甲斐があったと感じたのを覚えています。また、京大のオープンキャンパスでは2枚目の「つむつき」タテカン(八重子ちゃん)を立て、受験生の注目を集めるところとなりました。数枚のタテカン制作を経て、また塗料のグレードアップにより、一層よいものができたと自負しています。

これらのタテカンには作者のちうね先生にも反応していただき、なんと遥々京都まで見に来ていただけることに。8月には先生をお招きしてタテカンの紹介・京大の案内・熊野寮の案内・「つむつき」インタビューなどをさせていただきました。ちなみにこの時のインタビューは会誌『京雲母』に掲載されています。

また、8枚のタテカンを組み合わせて「つむつき」神輿を作成し、実際に先生にも乗っていただいたことも印象的です。現在のきらら同好会が現在の形で存在するのは、ファン活動に対する先生のご理解とご協力があってこそだと思います。本当にありがとうございます……。

こうして「きら同=つむつき」のイメージが確立し、京都が「つむつき」の準・聖地と化していく中で訪れたのが京大11月祭(NF)です。「つむつき」をはじめとした様々な作品の単行本やグッズの展示・会誌『京雲母』の頒布などを行い、多くの方々が訪れてくれました。最終日にはちうね先生にもお越しいただき、「つむつき」クイズ大会を開催。熱心な「つむつき」ファンの方々に参加していただき、観戦者の方々と合わせてかなりの盛り上がりを見せました。

さらに、12月に「アンタッチャブルTV」の企画で熊野寮が取り上げられた際にはタテカン制作についての取材を受け、「ぷりぷりプリン」タテカンが地上波に映ることとなりました。作品そのものの紹介などはありませんが、多少なりとも「つむつき」が全国のお茶の間のみなさんの目に触れる機会にはなったのではないでしょうか。実はタテカンのところで作品の話もしてたんですけどね。本編にはありませんが、アンタッチャブルザキヤマが「歓迎 ちうね先生」幕を見てちうね先生に興味を示していたのは記憶に新しいところです。

振り返ってみると本当に色々な出来事があり、長いようで短い1年間でしたね。連載終了は悲しいことではありますが、見方を変えれば一つの通過点とも捉えられます。私はまだまだ推し続ける気で満々ですし、きら同としても引き続き「つむつき」イベントを開催するかもしれません。これからの1年間も精一杯頑張っていきますので、みなさまの応援、お待ちしております!